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【通貨】外為サマリー:一時1ドル102円70銭台へ軟化、米国の3連休前で方向性欠ける

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=102円84銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=113円95銭前後と同20銭前後のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は午後もジリ安展開。一時、102円70銭台まで軟化した。この日発表された6月日銀短観はプラス6と3月と同水準だった。6月の財新・中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.6となった。5月の49.2からは0.6ポイント低下し市場予想(49.2)を下回った。この日発表された日中の経済指標は強弱感が入り混じるものとなったが、103円台への定着はならず上値の重さが確認されたことから、ドル円相場はジリ安展開となった。来週4日は米国が独立記念日で休日となるため、積極的な売買も手控えられた。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1080ドル前後と前日に比べ 0.0030ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。ポンドは対円で1ポンド=136円77銭前後と同1円40銭強のポンド安・円高で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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