【市況】ETF売買動向＝1日大引け、全銘柄の合計売買代金2166億円

　1日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比3.8％増の2166億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同2.1％増の1938億円だった。

　個別では純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> が新高値。中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ＥＴＦＳ　小麦上場投資信託 <1695> 、ＥＴＦＳ　とうもろこし上場投資信託 <1696> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　ガソリン上場投資信託 <1691> が23.00％高、ＥＴＦＳ　銀上場投資信託 <1673> が3.45％高、ｉＰａｔｈ　穀物指数連動受益証券発行信託 <2026> が3.18％高、ＵＢＳ 欧州株 <1386> が3.05％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　穀物商品指数上場投資信託 <1688> は5.56％安、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> は3.39％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が106円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1417億8400万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均2528億6800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が215億6500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が96億2100万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が63億2700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が60億7600万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が15億9400万円の売買代金となった。

株探ニュース