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【通貨】東京為替:ドル下げ渋り、堅調の日本株が下値をサポート

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

1日午前の東京外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開となった。やや売り優勢のなか、堅調の日経平均株価が下値を支えた。

ドル・円は、朝方103円39銭を付けた後は売りが続いた。ただ、ドル・円は102円82銭まで下げた後は、日経平均株価は前日比で一時200円近く上昇する堅調地合いとなり、ややリスク選好的なドル買いが観測される場面もあった。

一方、今日発表された消費者物価指数(CPI)や日銀短観など国内の経済指標は予想通りか予想をやや上振れる内容となった。また、中国・6月製造業PMIと中国・6月財新製造業PMIはやや低調となったが、為替への影響は限定的となった。ランチタイムの日系平均先物は堅調地合いが続いているため、ドルは午後の取引でも下げ渋る展開を予想する。

ここまでの取引は、ドル・円は102円83銭から103円39銭、ユーロ・ドルは1.1095ドルから1.1117ドル、ユーロ・円は114円17銭から114円
76銭で推移した。





【要人発言】

・特になし


【経済指標】
・5月全国消費者物価コア指数:前年比-0.4%(予想:-0.4%、4月:-0.3%)
・5月有効求人倍率:1.36倍(予想:1.35倍、4月:1.34倍)
・5月失業率:3.2%(予想:3.2%、4月:3.2%)
・6月調査日銀短観・大企業製造業業況判断:+6(予想:+4、3月:+6)
・中国・6月製造業PMI:50.0 (予想:50.1、前回:50.1)
・中国・6月財新製造業PMI:48.6(予想:49.2、前回:49.2)

《MK》

 提供:フィスコ

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