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【材料】東京応化が年初来安値、欧州証券が投資評価と目標株価をそれぞれ引き下げ

 東京応化工業<4186>が4日続落し年初来安値を更新。今日は、ドイツ証券がネガティブなレポートをリリースしている。

 リポートでは、同社は半導体プロセス微細化、3D NANDの高積層化の恩恵を受け、引き続き高い潜在成長力を持つと紹介。ただ、先端プロセスへの対応のための設備投資拡大による減価償却費の増加と、研究開発費の増額により、当面の利益は押し下げられる見通しと解説。

 同証券ではまた、資本効率の悪さからROEも低位に留まるほか、中期経営計画では自社株買いに関する明確な目標が示されず、バリュエーションマルチプルの切り上がりが期待しづらいとの見方で、投資評価を「バイ」から「ホールド」へ、目標株価を3800円から2600円へ、それぞれ引き下げている。
《MK》

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