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【特集】Iスペース Research Memo(4):実質無借金経営で財務状況は健全

インタスペス <日足> 「株探」多機能チャートより

■業績動向

(2)財務状況、経営指標について

インタースペース<2122>の2016年3月末の財務状況について見ると、総資産残高は前期末比411百万円増加の6,754百万円となった。主な増減要因として、現預金が527百万円、売上債権が72百万円増加した一方で、未払還付法人税等が156百万円減少した。

負債合計は前期末比243百万円増加の3,565百万円となった。主な増減要因として、買掛金が134百万円減少した一方で、未払法人税等が200百万円、有利子負債が100百万円増加した。また、純資産は前期末比167百万円増加の3,189百万円となった。配当金の支払が54百万円あった一方で、四半期純利益234百万円を計上したことが増加要因となった。

経営指標を見ると、自己資本比率は前期の47.6%から47.2%と若干低下したものの、実質無借金経営であり、流動比率も160%以上と安定して推移しており、財務状況は健全な状態が続いていると判断される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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