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【市況】日経平均は201円高でスタート、EU離脱を受けた大幅下落に対する自律反発の買いが先行/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 15153.08 (+201.06)
TOPIX  : 1216.70 (+12.22)

[寄り付き概況]

 日経平均は反発で始まった。英国のEU離脱を受けた先週末の大幅下落に対する自律反発の買いが先行している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比170円高の15120円と、一先ず15000円はキープしている。政府・日銀は午前8時から緊急会合を開き、英国のEU離脱を巡り対応を協議するなど政策期待も高まりやすく、押し目拾いのタイミングを見極める展開に。注目されていた26日のスペインの議会選挙は、EUに批判的な左派の政党は支持が拡大せず、3位にとどまる見通しであり、やや安心感に。

 セクターでは、食料品、医薬品、建設、情報通信、陸運、水産農林、電力ガス、パルプ紙、サービス、小売が上昇。一方で、証券、鉱業、輸送用機器、鉄鋼が小安い。売買代金上位では、キヤノン<7751>、JT<2914>、ファナック<6954>、NTT<9432>、ソフトバンクグ<9984>、ブリヂストン<5108>が上昇。半面、トヨタ<7203>、三菱UFJ<8306>、マツダ<7261>、野村<8604>、富士重<7270>が冴えない。
《WA》

 提供:フィスコ

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