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【通貨】NY為替:英国のEU残留期待強まり、リスク選好の円売り優勢

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円50銭へ弱含んだのち106円17銭まで上昇し106円14銭で引けた。

予想を下回った米国の5月新築住宅販売件数や5月景気先行指数を嫌いドルが伸び悩んだのち、英国の国民投票開始で、直前の世論調査結果を受けて欧州連合(EU)残留を織り込むリスク選好の動きが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1405ドルから1.1341ドルへ下落し1.1389ドルで引けた。ユーロ・円は、119円87銭から120円93銭へ上昇。リスク選好の円売りが加速。

ポンド・ドルは、1.4742ドルへ下落後、1.4918ドルへ上昇した。英国の欧州連合(EU)残留観測が強まったためポンドのショートカバーが加速。

ドル・スイスは、0.9541フランから0.9598フランへ上昇した。安全通貨としてのフラン買いが後退した。

《MK》

 提供:フィスコ

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