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【市況】ドル・円は104円75銭まで堅調推移

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

 21日のロンドン外為市場では、ドル・円は104円36銭から104円75銭まで堅調推移した。イエレン米FRB議長の議会証言を控え、一応警戒感からのドル買い戻しが優勢になった可能性。一方、欧州株が底堅く、NYダウ先物が上昇したことで、円売りも強まったとみられる。


 ユーロ・ドルは1.1346ドルから1.1313ドルまで軟調推移し、ユーロ・円は118円21銭から118円57銭でもみ合った。独・6月ZEW景気期待指数が大幅に上昇したが、ユーロ買いは盛り上がらず、その後調整気味になったもよう。


 ポンド・ドルは、1.4712ドルから1.4783ドルまで上昇。英国のEU離脱懸念の後退でポンド買いが継続した。ドル・スイスフランは、0.9603フランから0.9576フランまで下落した。


[経済指標]
・英・5月公的部門純借入額(銀行部門除く):+97億ポンド(予想:+95億ポンド、4月:+82億ポンド←+72億ポンド)
・独・6月ZEW景気期待指数:19.2(予想:4.8、5月:6.4)


[金融政策]
・トルコ中銀:政策金利(基準レポ金利)を7.50%に据え置き決定
「翌日物貸出金利(上限)を0.50%引き下げ9.00%に、翌日物借入金利(下限)を7.25%に据え置き」


[要人発言]
・ドイツ憲法裁判所
「欧州中央銀行(ECB)の無制限の債券買い入れ策(OMT)は合法」(欧州司法裁判所の判断に従う決定)

《KK》

 提供:フィスコ

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