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【通貨】NY為替:ドルは104円割れ、英国民投票に向けた警戒感が存続

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円65銭から103円79銭まで下落し、103円95銭で引けた。英国の欧州連合(EU)離脱に関する世論調査でEU残留支持が再び優勢になったことを好感して、一時リスク回避の円買いは一服した。しかし、英国のEU離脱懸念を完全に払しょくすることはできず、引けにかけ円買いが強まった。米利上げペースは大幅に鈍化するとの懸念もドルの上値を抑えたようだ。


ユーロ・ドルは、1.1357ドルまで上昇後、1.1302ドルへ下落し、1.1313ドルで引けた。英国のEU離脱懸念は後退しユーロ買いが強まったが、ユーロ・円に絡んだユーロ売りが観測された。ユーロ・円は、118円65銭から117円35銭まで下落。


ポンド・ドルは、1.4583ドルから1.4720ドルまで上昇。英国のEU離脱懸念が後退しポンド買いが強まった。


ドル・スイスは、0.9582フランから0.9633フランへ上昇した。安全通貨としてのフラン買いが後退した。

《MK》

 提供:フィスコ

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