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2016年06月20日16時11分

【特集】TOKAI Research Memo(4):アクア事業は増収・損失減少、建築・不動産事業が増収増益

TOKAI <日足> 「株探」多機能チャートより

■決算動向

○アクア事業
TOKAIホールディングス<3167>のアクア事業の売上高は前期比10.7%増の55億円、営業損失は11億円(前期は13億円の損失)となった。主力市場である静岡、関東エリアに加えて、当期は関西・北陸・東北エリアなど営業エリアの拡大を進めたことで、顧客件数が前期末比3千件増の133千件となり、増収要因となった。利益面では、顧客獲得のためのマーケティング費用を中心に販管費が前期比3億円増の38億円となったが、増収効果による粗利益増により、営業損失で2億円の縮小となった。ただ、顧客数の増加ペースは会社想定よりも緩やかとなっており、期初計画比では売上高で3億円、営業利益で1億円下回る格好となった。

○建築・不動産事業
建築・不動産事業は売上高が前期比4.8%増の210億円、営業利益が同2億円増の13億円となった。住宅販売や店舗新築工事、建物管理サポート等が拡大し、増収増益要因となった。

○その他・調整額
その他・調整額においては、売上高が前期比2.2%減の49億円、営業損失が52億円(前期は50億円)に拡大した。婚礼事業は2015年3月に1施設を閉館し、2施設での運営となったことで減収となった。一方、介護事業は2015年3月期に開設した4施設(合計7施設)が通年で寄与したほか、利用者数の増加もあって増収となった。また、造船事業についても修繕隻数は減少したものの、1隻当たりの修繕工事量が増加したことで増収となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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