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【経済】深セン・香港「相互乗り入れ」は年内開始、中国証券当局が明言


中国証券監督管理委員会の報道官は17日の定例記者会見で、深センと香港間の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引)について、「年内の適切な時期を選んで開通させる」と明言した。現在、双方の監督当局や証券取引所が協力し、準備作業を進めていると説明。監督・管理規則と技術面での準備が整い次第、適切な時期に取引を開始する方針を示した。
報道官はすでに実施されている上海・香港間の「相互乗り入れ」に言及し、「本土と香港の取引所を結ぶメカニズムを構築することにより、両地域の経済発展による成果を投資家がさらに享受できることが証明された」とコメント。中国の資本市場改革や中国・香港間の金融協力といった面でも、プラスの作用をもたらしていると説明した。
これまでの報道によると、香港特別行政区設立記念日に当たる7月1日の前後にも、中国当局が深セン・香港間の「相互乗り入れ」解禁を宣言するとの観測が強まっている。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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