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2016年06月18日15時11分

【為替】ユーロ週間見通し:英国のEU離脱回避なら買い優勢の展開か

ユーロ円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■英国のEU離脱回避への期待で下げ渋る

先週のユーロ・ドルは下げ渋り。英国の欧州連合(EU)離脱を警戒してリスク回避的なユーロ売りが観測されたが、米早期追加利上げの思惑はやや後退したことや、英国のEU離脱回避への期待が浮上したことから、ユーロ売り・米ドル買いは週末前に一服した。取引レンジ:1.1131ドル-1.1303ドル。

■下げ渋りか、英国のEU残留期待が支援材料に

今週のユーロ・ドルは下げ渋りか。英国のEU離脱の是非を問う国民投票までユーロ売りに振れやすいものの、「残留」への期待は持続している。国民投票で残留支持が上回った場合、急激なユーロ高・ドル安に傾きそうだ。ただし、「離脱」支持が過半数を占めた場合、欧州中央銀行や英中央銀行などによる対応策などが示されるまでは、ユーロ売りが続く見通し。

予想レンジ:1.0900ドル-1.1600ドル

■弱含み、一時120円を下回る

先週のユーロ・円は下落。米ドル安・円高が急速に進んだことから、2013年1月以来となる115円50銭までユーロ安・円高に振れる場面があった。英国の欧州連合(EU)離脱を警戒してリスク回避的なユーロ売りが観測されたが、日本銀行が16日に金融政策の現状維持を決めたことも材料視された。取引レンジ:115円50銭-120円44銭。

■英国のEU離脱回避なら買い優勢の展開か

今週のユーロ・円はやや底堅い動きを続ける可能性がある。英国は欧州連合(EU)から離脱するとの懸念が高まっていたが、英労働党議員の射殺事件で流れが変わった可能性がある。20日以降、リスク回避的なユーロ売り・円買いはやや後退する見通し。「残留」が決まれば短期的にリスク選好的な円売りが強まりそうだ。ただ、「離脱」の場合、英中央銀行や欧州中央銀行などによる対応策などが示されるまでリスク回避の円買いは続く見通し。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・23日:6月マークイット製造業PMI(予想:51.4、5月:51.5)
・23日:6月マークイットサービスPMI(予想:53.2、5月:53.3)

予想レンジ:115円00銭-120円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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