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【通貨】NY為替:ドル・円は104円14銭、米連銀総裁のハト派発言で利上げペース減速織り込む

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

 17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円35銭から104円10銭まで弱含み104円14銭で引けた。

 ブラード米セントルイス連銀総裁が「現状では、2018年までに必要な利上げは1回」とハト派に転じたため、米国の利上げペースが一段と遅いものになるとの見方を受けたドル売りに軟調推移。


 ユーロ・ドルは、1.1296ドルまで上昇後、1.1242ドルまで反落し1.1276ドルで引けた。ブラード米セントルイス連銀総裁のハト派発言を受けてドル売りが優勢となった。ユーロ・円は、117円78銭から117円13銭へ下落した。


 ポンド・ドルは、1.4262ドルから1.4388ドルへ上昇した。労働党議員が銃殺された事件を受け国民投票に向けたキャンペーンが中断されたことで、英国のEU離脱懸念が和らぎポンドのショートカバーが強まった。ドル・スイスは、0.9632フランから0.9589フランへ下落した。

《KK》

 提供:フィスコ

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