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【市況】NY金:続伸で1298.40ドル、米早期追加利上げ観測後退や世界経済不安で買い


 NY金は続伸(COMEX金8月限終値:1298.40↑10.10)。1318.90ドルまで上昇した後、1293.10ドルまで下落した。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では追加利上げが見送られ、年内複数回の利上げ派が減少したことなどから、早期追加利上げ観測が後退し金の買いが先行した。



 また、英国のEU離脱懸念が強まり、世界経済の先行き不透明感が深まる状況に、株安が広がり、安全資産としての金の買いも強まった。イエレン米FRB議長は前日、「英国のEU離脱の可能性に関して協議し、本日の決定の要因になった」と述べた。

《KK》

 提供:フィスコ

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