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【通貨】外為サマリー:一時1ドル103円50銭台に下落、黒田総裁の会見は買い材料視されず

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後5時時点で1ドル=103円91銭前後と、前日午後5時時点に比べ2円30銭強の大幅なドル安・円高で推移している。

 ドル円相場は、午後4時前に一時103円50銭台まで下落。日銀金融政策決定会合で追加緩和が見送られたことや、英国の欧州連合(EU)離脱懸念から円が買われやすい地合いとなっている。黒田日銀総裁は会見で「必要なら躊躇なく追加緩和を行う」などと述べたが、従来通りの内容との見方が多く買い材料視されるまでには至っていない。
 
 ユーロは対円で1ユーロ=117円14銭前後と前日午後5時時点に比べ2円00銭前後の大幅なユーロ安・円高。対ドルでは1ユーロ=1.1272ドル前後と同0.0050ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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