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【市況】11時時点の日経平均は反落、日銀会合の結果発表控え下げ幅200円近くに拡大(日銀会合の結果発表時間一覧付き)

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は15720.37円(前日比199.21円安)で推移している。注目された米FOMC(連邦公開市場委員会)では政策金利の据え置きが決定され、早期利上げ観測の後退から為替市場で円高・ドル安が進んだ。15日のNYダウが引けにかけて下落に転じ、34ドル安となったこともあり、本日の日経平均は48円安からスタートした。日本銀行・金融政策決定会合の結果発表を控えて積極的な売買が手控えられるなか、円高進行が重しとなり下げ幅を広げる展開となっている。

個別では、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、三井住友<8316>、JT<2914>、キヤノン<7751>などが軟調。アルプス電<6770>や日産自<7201>が3%超、東芝<6502>や日東電<6988>が4%超の下落に。日東電は一部証券会社の投資評価引き下げが観測されている。マザーズ指数の大幅下落に連れてPD<4587>も4%超安に。また、一部店舗で食中毒事故発生と伝わったトリドール<3397>が急落し、SKジャパン<7608>、gumi<3903>などとともに東証1部下落率上位となっている。一方、中国・アリババグループ株の売却益について発表したソフトバンクグ<9984>や、ファーストリテ<9983>が堅調で指数を下支えしている。三菱UFJ<8306>、KDDI<9433>も小高い。また、生化学<4548>、SMS<2175>、CYBOZU<4776>などが東証1部上昇率上位となっている。

決定事項と結果発表の時間(市場に伝わった時間)

【2016年】
4月28日 現状維持(8対1、項目によって7対2)、11時59分
3月15日 現状維持(8対1、項目によって7対2)、12時33分
1月29日 マイナス金利導入(5対4)、12時36分

【2015年】
12月18日 現状の金融政策に対する保管措置を発表(新たなETF買入れは6対3)、12時50分
11月19日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時17分
10月30日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時22分(経済・物価情勢の展望レポートの公表)
10月 7日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時00分
9月15日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時07分
8月 7日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時18分
7月15日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時18分
6月19日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時04分
5月22日 現状維持(木内委員のみ反対)、11時49分
4月30日 現状維持(木内委員のみ反対)、13時04分(経済・物価情勢の展望レポートの公表)
4月 8日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時36分
3月17日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時04分
2月18日 現状維持(木内委員のみ反対)、11時49分
1月21日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時29分

《HK》

 提供:フィスコ

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