【材料】森下仁丹がカイ気配、アンジェスと子宮頸部前がん病変治療ワクチンの権利許諾で基本合意
仁丹 <日足> 「株探」多機能チャートより
同ワクチンは東京大学大学院医学系研究科産婦人科学講座・川名敬准教授(東京大学医学部附属病院女性外科副科長)のグループにより、医師主導臨床研究として進められているもの。子宮頸部の前がん病変を退縮~消失させ、経口投与で子宮頸がんへの移行を回避できる世界初の治療ワクチンとして期待されている。
今回の基本合意では、アンジェスが韓国バイオリーダース社から許諾を受けている日本、米国、中国および英国における独占的開発・製造・販売権の権利の全てを森下仁丹に独占的に再許諾する一方、対価として森下仁丹が契約一時金および商業化時のロイヤルティーを支払うというもの。森下仁丹が長年取り組んでいるプロバイオティクス(ビフィズス菌や乳酸菌など)研究や独自の製剤技術のさらなる深耕にも資するとの期待もあり、両社への買いにつながっているようだ。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
最終更新日:2016年06月16日 10時33分