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【市況】NY原油:続落で48.49ドル、世界経済先行き懸念や割高感で売り継続


 NY原油は続落(NYMEX原油7月限終値:48.49↓0.39)。48.16ドルを安値に、いったん48.69ドルまで上昇した。国際エネルギー機関(IEA)が、「石油の過剰供給見通しを削減し、2017年に市場は需給が均衡する」との見方を示したことを材料に、原油の買いが一時先行したとみられる。



 しかし、その後、英国のEU離脱懸念が強まり、世界経済の先行きに不透明感が増す状況や、ユーロ安・ドル高の進行が嫌気され、原油の売りが再燃したもよう。14日の取引終了後に全米石油協会(API)の週間統計、15日(水)に米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)の発表があり、注目される。

《KK》

 提供:フィスコ

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