【市況】ETF売買動向＝14日大引け、全銘柄の合計売買代金3171億円

　14日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比14.6％増の3171億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同15.3％増の2912億円だった。

　個別ではダイワ上場投信－ＭＳＣＩ日本株人材設備投資指数 <1479> 、ＮＥＸＴ　Ｒ／Ｎファンダメンタル <1598> 、ｉシェアーズ　ＭＳＣＩジャパン高配当利回り　ＥＴＦ <1478> 、ＭＡＸＩＳトピックスリスクコントロール（１０％） <1574> 、ｉシェアーズＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ設備・人材投資　ＥＴＦ <1483> など15銘柄が新安値。

　そのほか目立った値動きではｉＰａｔｈ　ＶＩＸ短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> が12.70％高、国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> が11.94％高、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ中期先物指数連動受益証券発行信託 <2029> が3.17％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　ガソリン上場投資信託 <1691> は19.26％安、ＥＴＦＳ　大豆上場投資信託 <1697> は14.60％安、ＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> は12.33％安、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> は9.07％安、ＭＡＸＩＳトピックスリスクコントロール（５％） <1567> は5.09％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が160円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2040億1400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1333億2700万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が324億2500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が160億7800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が133億200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が119億6900万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が22億4200万円の売買代金となった。

株探ニュース