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【市況】センチメント悪化で中小型株も低位にシフト/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 15,818.89 (-200.29 )
TOPIX  : 1,268.35 (-16.19 )

[後場の投資戦略]

 日経平均は下げ幅を拡大させており、4月安値辺りが意識されやすい。ただし、価格帯別出来高では支持線となるポイントがなく、ボトム形成は期待しづらい面もある。参加者が限られ、指値状況が薄いなかでインデックスに絡んだ商いの影響を大きく受けており、外部環境の落ち着きを待ちたいところであろう。ただ、Hamee<3134>が連日で大幅に続伸するなど、強い銘柄には値幅取り狙いの資金が集中しやすいようだ。また、ソニー<6758>がプラス圏を回復している。同社は世界最大規模のゲーム見本市「E3 2016」にて、「E3 2016 PlayStation Press Conference」を開催しており、「プレイステーション」に関する最新情報が伝わってくるようだと、VR/AR関連などへの波及も意識されよう。
 その他、バイオ関連の弱い値動きにより、中小型株についても、値がさよりも低位にシフトしやすい面もありそうだ。リスク回避の流れのなか、低位材料株で小幅な値幅を取りに行きやすいだろう。(村瀬 智一)
《NH》

 提供:フィスコ

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