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【経済】中国企業は開発重視せず、世界4大メーカーがロボ技術握る


中国ロボット産業情報サイトの「OFweek機器人網」はこのほど、国内のロボット産業の中で新たな技術開発の主体は大学や研究機関となっており、「企業は開発をさほど重要視していない」と指摘する記事を掲載した。中国市場では世界の4大メーカーが8割以上のシェアを握り、これら企業がすでに中国で大量の「専利(特許・実用新案・意匠)」を出願している。
世界の4大メーカーはスイスのABBとドイツのKUKA、日本のファナックと安川電機だ。4社はいずれも中国市場の成長を見込み、上海に中国本部を設けている。
中国の産業用ロボット市場は1972年以降、成長を持続。1985~2000年の「研究開発期」を経て、すでに「産業化期」に入っているとされる。これまでに一部の中国メーカーが溶接や組み立て、塗装などのロボットを生み出し、実用化にこぎつけた。ただ、すでに多くの技術が世界4大メーカーに握られているため、企業は独自の研究開発に積極的ではないという。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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