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【通貨】来週の為替相場見通し=日米の金融政策決定会合に注目

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週の外国為替市場のドル円相場は、日米の金融政策決定会合に関心は集中しそうだ。予想レンジは1ドル=105円80~108円50銭。

 今週は、模様眺め気分が強まるなか107円台を中心とする一進一退が続いた。来週は14~15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)と15日から16日の日銀金融政策決定会合が市場の関心を集めよう。FOMCに関しては、金融政策の現状維持を予想されている。同時に発表される金利見通しを示すドット・チャートの内容が関心を集めそうだ。また、日銀決定会合に関しては、現状維持を予想する見方が多いが、サプライズを狙った追加緩和を見込む声もあり、その結果が注目される。さらに、23日に予定されている英国の欧州連合(EU)離脱を巡る国民投票への関心が強まっており、徐々にリスクオフからの模様眺め気分が強まる可能性がある。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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