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【通貨】6月9日のNY為替概況

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円39銭から106円89銭まで上昇した。

米6月連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが見送られるとの観測を織り込むドル売りが優勢となった。ドラギECB総裁がユーロ圏各国の改革が先送りされた場合、経済に恒久的な打撃を与えると警告したことがリスク回避の円買いを促した。

ユーロ・ドルは、1.1353ドルから1.1306ドルへ低下し1.1330ドルて引けた。ドラギECB総裁のユーロ圏経済に対する警告を嫌ったユーロ売りが優勢となったユーロ・円は、120円33銭へ下落後、121円14銭へ上昇した。

ポンド・ドルは、1.4508ドルから1.4448ドルへ下落。

ドル・スイスは、0.9610フランから0.9656フランへ上昇した。



  [経済指標]

・米・先週分新規失業保険申請件数:26.4万件(予想:27.0万件、前回:26.8万件←26.7万件)・米・失業保険継続受給者数:209.5万人(予想:217.1万人、前回:217.2万人)・米・4月卸売在庫:前月比+0.6%(予想:+0.1%、3月:+0.2%←+0.1%)・米・4月卸売売上高:前月比+1.0%(予想:+1.1%、3月:+0.6%←+0.7%)

《KY》

 提供:フィスコ

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