【市況】ETF売買動向＝9日大引け、全銘柄の合計売買代金1590億円

　9日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比16.8％減の1590億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同18.8％減の1450億円だった。

　個別では上場インデックスファンドＳ＆Ｐ日本新興株１００ <1314> 、ｉシェアーズ米国債７ー１０年ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <1482> 、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が新高値。ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ中期先物指数連動受益証券発行信託 <2029> 、日経３００上場投信 <1319> 、ＥＴＦＳ　銅上場投資信託 <1693> 、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> 、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> など6銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.88％高、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> が3.62％高、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> が3.10％高と大幅な上昇。

　一方、上場インデックスファンドＴＯＰＩＸ <1586> は3.26％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が162円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1023億7800万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1414億7100万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が192億7300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が92億2000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が61億7000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が29億7600万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が10億3600万円の売買代金となった。

株探ニュース