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【市況】日経平均は47円高でスタート、三菱UFJ銀行の特別資格返上報道を懸念も、債券価格は小幅な下落/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 16722.49 (+47.04)
TOPIX  : 1344.07 (+3.30)

[寄り付き概況]

 本日の日経平均は続伸してスタートしたが、その後一時マイナスへと転じている。7日の米国市場では、アジア・欧州株高を受けて買いが先行。原油先物相場が50ドル台を回復したことも好感されたが、NYダウは引けにかけて上げ幅を縮め17ドル高となった。シカゴ日経225先物清算値は16710円となり、これにサヤ寄せする格好で東京市場では買いが先行した。取引開始前には、三菱東京UFJ銀行が「国際市場特別参加者(プライマリー・ディーラー)」資格を返上する方向で調整と伝わったことを懸念する声も聞かれたが、債券価格は小幅な下落にとどまっている。また、寄り付き前に発表された1-3月期国内総生産(GDP)二次速報値は市場予想どおりだった。

 売買代金上位では、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>、ソフトバンクグ<9984>、KDDI<9433>、村田製<6981>などがさえない。前日急伸したVテク<7717>は反落している。また、前日決算発表したイーブック<3658>が東証1部下落率トップとなっている。一方、三菱UFJ<8306>、小野薬<4528>、三井住友<8316>、アステラス薬<4503>、ファナック<6954>などがしっかり。スズキ<7269>やコロプラ<3668>は2%超の上昇となっている。

 セクターでは、金属製品、非鉄金属、鉄鋼が下落率上位。反面、パルプ・紙、石油・石炭製品、空運業が上昇率上位となっている。

《WA》

 提供:フィスコ

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