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【材料】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家わらしべ:Sシャワーはアーティストマネジメント事業に期待

アミューズ <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家わらしべ氏(ブログ「テンバガーへGO!わらしべのブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年5月29日20時 に執筆

フィスコソーシャルレポーターのわらしべです。

「アーティストマネジメント事業」で急成長を遂げた企業といえばアミューズ<4301>が代表的です。
株価も2011年の安値365円⇒2015年高値は3,080円と約8.4倍化(分割考慮)しています。
アミューズはサザンオールスターズ、福山雅治、Perfume、SEKAI NO OWARI(共同出資子会社に在籍)、星野源などの人気アーティストを擁しており、ライブイベント、グッズ販売、CD・DVD販売等で利益率の高いビジネスモデルと言えます。

その「アーティストマネジメント事業」分野を新規事業として大きく伸ばしている企業がSシャワー<4838>こと、スペースシャワーネットワークです。
日本最大級の音楽専門ケーブルテレビ局「スペースシャワーTV」をコア事業としていますが、「アーティストマネジメント事業」に代表される新規事業分野を拡大しています。

所属アーティストでは「ゲスの極み乙女。」や「Indigo la End」等が人気となっていますが、今年に入って「Suchmos(サチモス)」が大ブレイクしています。更には、新人発掘オーディションから誕生したニューアーティスト「TRY TRY NIICHE」が7月20日にCDデビューと、次々に人気アーティストを生み出す好循環が出来ていると思います。

前期はアリーナツアー・武道館公演など大型ライブイベントを行い、売上を伸ばす一方でライブ制作費用、新規アーティスト開拓費用などの先行投資が収益を圧迫し、前期比増収減益となりました。しかし、、今期は前期の先行投資とM&Aが実を結び、17年3月期連結業績は売上高が前期比8.9%増の140.50億円、経常利益は同156.0%増の3.50億円、純利益は同297.1%増の2.28億円を見込んでいます。

また、無借金経営で大株主が伊藤忠商事<8001>、フジ・メディアHD<4676>、KDDI<9433>等と株主構成もしっかりしており、株主優待を新設(3月末時点で100株以上保有する株主に500円のクオカードを贈呈)するなど株主還元にも積極的な姿勢が見られるところは好感できます。NISAでの長期保有にも適した銘柄として注目されるところかと思っています。

Sシャワー 414円(5月27日株価)

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執筆者名:わらしべ
ブログ名:テンバガーへGO!わらしべのブログ

《NO》

 提供:フィスコ

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