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【材料】人工知能関連株が軒並み高、電王戦第2局もAIソフトがプロ棋士を圧倒

ブレインP <日足> 「株探」多機能チャートより
 ブレインパッド<3655>、ロックオン<3690>、テクノスジャパン<3666>、JIG-SAW<3914>、ロゼッタ<6182>、UBIC<2158>など人工知能(AI)関連株が軒並み高に買われた。

 5月21日~22日に歴史的名刹の比叡山延暦寺で行われた第1期電王戦2番勝負第2局は、AIソフト「PONANZA」が山崎隆之叡王を圧倒、第1局に続き勝利を収めたことで、改めてAIの完全情報ゲームにおける“人類超え”が印象づけられた。

 最近では、米グーグルが巨額の資金で買収したベンチャー企業ディープマインドが開発した人工知能「アルファ碁」が世界最強クラスの囲碁棋士である李世ドル(イ・セドル)九段に圧勝したことも記憶に新しい。今後は人間とAIの競争ではなく、知の融合による生産性の向上へとステージが移っていく。安倍政権が打ち出した「一億総活躍プラン」では第4次産業革命の目玉のひとつにAIの研究開発を掲げており、安全性の確保など8原則をもとに今週予定される伊勢志摩サミットでの議論にも反映させる方向にある。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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