【材料】アンジェスがカイ気配スタート、エボラ出血熱抗血清製剤開発でサスカチュワン大学と提携
アンジェス <日足> 「株探」多機能チャートより
同社が開発を進める抗血清製剤は、エボラ出血熱ウイルスのタンパク質をコードするDNAワクチンをウマに接種し、その血清に含まれる抗体を精製して製造する治療薬。既に実施した予備的な検証試験では、同DNAワクチンの接種によりウイルスタンパク質に対する高い抗体価を有するウマ血清が製造できることを確認しているという。
サスカチュワン大学の研究機関VIDO-InterVacは、40年にわたりヒトおよび動物のワクチンおよび感染症の研究開発で実績を上げてきた研究機関で、ワクチンと感染症の研究開発では世界有数の施設といわれている。同社では、日本国内ではエボラウイルスに対する抗血清の効果や品質を検討する施設がないことから、同機関との提携に至ったとしており、共同で抗血清製剤の特性、製造および品質向上の検討を進めるとした。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)