【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … さくらネット、ＪＳＲ、アンジェス　(4月25日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の4月22日から25日の決算発表を経て26日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　日立国際 <6756>
　16年3月期の連結税引き前利益は前の期比15.4％減の167億円になり、17年3月期も前期比27.7％減の121億円に減る見通しとなった。

▲No.4　石塚硝 <5204>
　16年3月期の連結経常利益は前の期比2.6倍の18.4億円に拡大したが、17年3月期は前期比40.3％減の11億円に落ち込む見通しとなった。

▲No.5　フードプラ <7853>
　16年9月期第2四半期累計(15年10月-16年3月)の連結最終損益は2億2200万円の赤字(前年同期は5200万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6756> 日立国際 　　　東１ 　 -14.54 　　4/25　本決算　　　-27.74
<8889> アパマンショ 　ＪＱ 　 -10.25 　　4/25　　上期　　　127.12
<3778> さくらネット 　東１　　 -9.64 　　4/25　本決算　　　　4.62
<5204> 石塚硝 　　　　東１　　 -8.91 　　4/25　本決算　　　-40.35
<7853> フードプラ 　　東２　　 -8.70 　　4/25　　上期　　　　赤拡

<6676> メルコ 　　　　東１　　 -8.52 　　4/25　本決算　　　-13.11
<2926> 篠崎屋 　　　　東２　　 -8.11 　　4/25　　上期　　　-86.67
<4563> アンジェス 　　東Ｍ　　 -7.40 　　4/25　　　1Q　　　　赤拡
<2359> コア 　　　　　東１　　 -4.29 　　4/25　本決算　　　 11.11
<4185> ＪＳＲ 　　　　東１　　 -3.38 　　4/25　本決算　　　　7.04

<4733> ＯＢＣ 　　　　東１　　 -3.06 　　4/25　本決算　　　 -1.65
<7739> キヤノン電 　　東１　　 -2.81 　　4/25　　　1Q　　　-47.64
<8703> カブコム 　　　東１　　 -2.39 　　4/25　本決算　　　　　－
<7466> ＳＰＫ 　　　　東１　　 -1.90 　　4/25　本決算　　　　1.12
<6747> ＫＩＨＤ 　　　東２　　 -1.23 　　4/25　　上期　　　-10.63

<7412> アトム 　　　　東２　　 -0.89 　　4/25　本決算　　　　6.29
<4684> オービック 　　東１　　 -0.84 　　4/25　本決算　　　　3.99

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした26日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース