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【経済】(中国)北京市の家賃負担率:世界トップ、通勤時間は世界2位


英国の調査会社が世界15都市を対象に実施した最新調査では、中国の北京市の家賃負担率が最も高く、平均給与の1.2倍以上になっているという結果が示された。また、平均通勤時間も往復で104分となり、メキシコシティの113分に続き、世界2位となった。

北京市の住宅価格の急騰を受け、5年以上の連続納税記録がない外来人口(北京市戸籍ではない人)などを対象にした住宅購入制限策が実施されているため、多くの外来者は住宅を借りるしか選択肢は残されていない。また、北京市の都市設計にも大きな欠陥があると指摘されている。多くの中心部は政府機構や国営企業などに占められているため、デベロッパーは中心部での用地確保はほぼ無理だという。

《ZN》

 提供:フィスコ

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