【材料】ドーンが上値指向鮮明、日産自の自動運転車8月発売報道が株高を後押し
ドーン <日足> 「株探」多機能チャートより
自動運転車は自動ブレーキなどの安全運転支援システムを起点の「レベル1」として、ドライバーの操作を全く必要としない完全自動化された段階の「レベル4」を最終的な目標とする。いま大手各社の開発競争の主戦場となっているのは、この一歩手前の「レベル3」であり、高速道路で自動運転を行い、ケースに応じドライバーが対応するというもの。
その際、自動運転車の普及では、カーブの角度や道路の勾配など詳細な道路データがインフラ面で重要な鍵を握っており、デジタル・マッピング技術を有する企業への市場の関心は高い。そのなかドーンは、GIS(地理情報システム)クラウドソリューションで業界に先駆しており、官公庁や自治体に加え、民間企業向けにも高実績を誇る。これをリソースとした自動運転車への展開で関連有力株に目されている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)