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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):中部電、三菱UFJ、良品計画、富士重

中部電 <日足> 「株探」多機能チャートより
■中部電力 <9502>  1,534.5円  +45.5 円 (+3.1%)  本日終値
 中部電力<9502>が続伸。ゴールドマン・サックス証券では、今後黒字の確保が可能で18年3月期には50円配当に戻ると予想するも、これらの要素はすでに株価に織り込まれたと指摘。東京電力との火力アライアンスは長期ファンダメンタルズにポジティブな要素となる可能性はあるものの、現時点で株価評価に織り込むのは難しいと考え、比較的割高なバリュエーションを支えるだけの材料は当面期待しがたく、カバレッジ他社を徐々にアンダーパフォームする可能性が高いと解説。レーティングを「中立」から「売り」に、目標株価を1650円から1400円に引き下げている。

■ニチイ学館 <9792>  788円  +23 円 (+3.0%)  本日終値
 ニチイ学館<9792>が3日続伸。同社は13日の取引終了後、 100%子会社の「日医(広州)商貿有限公司(ニチイ広州)」を通じて、中国広東省珠海市と同省仏山市に子会社を設立することを発表した。珠海市と仏山市は、香港・マカオに隣接する広東省に位置し、同省の中でも、深、広州に続いて一人当たりのGDPが高いエリア。特に珠海市については、中国が国家プロジェクトとして推進している香港・マカオ・珠海市を結ぶ「港珠澳大橋」が開通する見込みで、今後さらなる経済発展が期待されている。今回、この2市に直営の事業法人を設立することでより高品質なサービス提供を目指していく。

■三菱自動車工業 <7211>  849円  +24 円 (+2.9%)  本日終値
 三菱自動車工業<7211>が3日続伸。野村証券はリポートで、同社に対する17年3月期以降の利益予想を減額するも、強みを持つ電動化技術(PHEV等)やSUVに経営資源を集中する戦略や、16年3月期末の推定ネットキャッシュが4168億円となる好財務、を評価する見方は不変と解説。18年3月期以降、新商品攻勢で商品が大幅に若返り、台数、利益とも高成長を見込んでいる。目標株価を1400円から1100円へ引き下げているものの、レーティングは「バイ」を継続している。

■三菱UFJ <8306>  543.2円  +15.2 円 (+2.9%)  本日終値
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>が高い。前日は欧米株市場が全面高の展開でリスク選好ムードが形成、そのなか米国株市場では発表された米銀最大手のJPモルガン・チェースの1~3月期の決算が、減収減益ながらもEPSが市場コンセンサスを上回る内容であったことを受け、金融株全般が物色人気となった。東京市場でもこの流れが波及する格好となっている。メガバンク各社は日銀のマイナス金利導入以降は株価の大幅な下げを余儀なくされたが、収益見通しに対する悲観がやや強すぎた嫌いもあった。足もとは配当利回りなど実態面での割安さに注目する声も出ており、流れに変化が出ている。前日の東証1部の売買高ランキングでは、みずほフィナンシャルグループ<8411>が1位、三菱UFJが2位とワンツーフィニッシュを決めるなど商いも盛り上がっており、米金融株の上昇を受けて改めて注目度が高まりそうだ。

■良品計画 <7453>  25,360円  +670 円 (+2.7%)  本日終値
 良品計画<7453>が続伸。大和証券はリポートで、同社の16年2月期決算は前の期比18.2%増収、営業利益は同44.4%増の344億円と大きく伸長し、ポジティブと紹介。17年2月期は前期比9.4%増収、営業利益は同証券予想並みの380億円(同10.3%増)を計画しており、ガイダンスとしても順当な水準とみると解説。同証券では、引き続き海外、特に中国での成長が見込める数少ない企業として評価。投資判断は「2」(アウトパフォーム)を継続し、目標株価は2万6000円から2万7500円へ引き上げている。

■富士重工業 <7270>  3,704円  +94 円 (+2.6%)  本日終値
 富士重工業<7270>が続伸。国内大手証券では、16年3月期末のネットキャッシュは7016億円と財務は強固で、16年3月期の会社計画配当(144円)の減配リスクは非常に低いと指摘。配当利回りが高いことから下値リスクも小さいとの見方で、16年夏からインディアナ工場で増産が始まり、車両供給が改善することで17年3月期、18年3月期とも連結販売が前期比8%増と世界市場の伸び(2~3%増)を大きく上回る点も魅力と解説。目標株価を5500円から4650円に引き下げるものの、レーティングは「バイ」を継続している。

■NOK <7240>  1,857円  +38 円 (+2.1%)  本日終値
 NOK<7240>が3日続伸、低迷していた株価が25日移動平均線まで回復してきた。チャートテクニカル面では、中期移動平均線を上方ブレイクするか、押し戻されるターニングポイントになるかが注目される。欧州で大手のドイツ証券がNOKの目標株価を3500円から1800円へ引き下げる内容のアナリストリポートをリリースしたことが確認されている。アナリストはフレキシブル基盤の先行投資開発の負担、スマートフォンの成長率鈍化を主な業績見通しの減額修正の理由として説明している。投資判断は「ホールド」を継続。市場ではNOKの材料性、期待はスマートフォン関連、自動車関連として見られていたが、円高による自動車株の急落や米アップルのiPhone減産などが業績に与える影響を株価に反映しているという。

■大和ハウス工業 <1925>  2,981円  +57.5 円 (+2.0%)  本日終値
 大和ハウス工業<1925>が続伸。13日引け後、16年3月期の連結純利益について従来予想の1540億円から1000億円(前の期比14.6%減)へ下方修正した。一転して減益予想となるものの、株価への反応は限定的となっているようだ。同社では、退職給付会計における数理計算上の差異について、発生年度に一括処理を行っていることから、期末日の金利市場の動向を受け、企業年金制度および退職一時金制度の退職給付債務の算定に用いる割引率を主として1.7%から0.8%へ変更し、これに伴う退職給付債務の増加額849億円を特別損失に計上する見込み。野村証券はリポートで、退職給付の割引率変更に伴う損失は日本の企業共有の問題であり、会計方法の違いによって、損失が大きく見えるだけだろうと指摘。レーティング「バイ」を継続し、目標株価は4000円から3780円へ引き下げている。

■イオンディライト <9787>  3,385円  +60 円 (+1.8%)  本日終値
 イオンディライト<9787>が4日ぶりに反発。13日取引終了後に発表した17年2月期の連結業績予想が、売上高3050億円(前期比8.5%増)、営業利益175億円(同4.7%増)と連続して営業最高益更新を見込んでいることが好感されている。引き続きオフィスビルの受託拡大を図るほか、中期計画に盛り込んだ海外への積極投資で成長路確保する見通し。前期に海外売上高は100億円を突破したが、さらなる拡大を図るとしており、「改革のスピードを加速させる年」と位置づけている。なお、年間配当は前期比3円増の55円を予定しており、これも好材料視されているようだ。なお、16年2月期連結決算は売上高2810億4100万円(前の期比5.4%増)、営業利益167億700万円(同5.3%増)だった。

■物語コーポレーション <3097>  5,410円  +90 円 (+1.7%)  本日終値
 物語コーポレーション<3097>が続伸。同社は中部を地盤として「焼肉きんぐ」や「丸源ラーメン」など外食を展開する13日、3月度の月次売上高(速報値)を発表したが、直営店とFC店合計の既存店売上高は前年実績を上回り、4カ月連続プラスとなったものの、伸び率は前年同月比0.1%増とわずかにとどまった。ただ、3月度全店ベースでは15.7%増と2ケタ伸長を維持していることもあり、足もとは買いが優勢の展開にある。

●ストップ高銘柄
 リーバイス <9836>  339円  +80 円 (+30.9%) ストップ高   本日終値
 アウンコンサルティング <2459>  374円  +80 円 (+27.2%) ストップ高   本日終値
 グリーンペプタイド <4594>  1,520円  +300 円 (+24.6%) ストップ高   本日終値
 Hamee <3134>  851円  +150 円 (+21.4%) ストップ高   本日終値
 ブランジスタ <6176>  4,300円  +700 円 (+19.4%) ストップ高   本日終値
 など、12銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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