【材料】みずほ、国内大手は株価面では新中計が示す収益目標や株主還元姿勢の見極め待ちとみる

　みずほフィナンシャルグループ<8411>が３日ぶりに反発。上げ幅を縮小しているものの堅調展開。今日は、期末のドレッシング買いなどを期待して、メガバンク３行のほか地銀株も幅広く買われ、ＴＯＰＩＸ３３業種中「銀行業」が上昇率で２位となっている。

　大和証券はリポートで、１６年３月期通期の連結純利益は６４００億円と銀行計画をクリアするとみると紹介。１７年３月期は前期比１割強の減益を見込むものの、７円５０銭の配当は継続されると予想している。

　ただ、株価面では新中計が示す収益目標や株主還元姿勢の見極め待ちとみて、投資判断は「３」（中立）を継続。目標株価は２７０円から１９０円へ引き下げている。
《ＭＫ》

株探ニュース