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【市況】11時時点の日経平均は小幅続伸、鹿島やディーエヌエーは前日に続き買い優勢


11時00分現在の日経平均株価は17054.34円(前日比5.79円高)で推移している。ベルギーのブリュッセルで発生した連続テロ事件を受けて地政学リスクの高まりが警戒されたものの、22日のNYダウは小幅な下げにとどまった。また、為替相場も1ドル=112円台まで円安方向に戻しており、本日の日経平均はやや買いが先行して17円高からスタートした。寄り付き後に17142.08円(同93.53円高)まで上昇する場面もあったが、その後一時マイナスに転じるなど、手掛かり材料に乏しいなか方向感を欠く展開となっている。

個別では、トヨタ自<7203>、小野薬<4528>、JR西<9021>、富士重<7270>、大成建<1801>などが堅調。ファーストリテ<9983>が2%超の上昇で指数を押し上げている。前日に今期業績予想を上方修正した鹿島<1812>や、スマートフォンアプリ「Miitomo」の順調スタートが材料視されているディーエヌエー<2432>は続伸しており、売買代金上位のなかで上げが目立つ。また、ジンズメイト<7448>、きちり<3082>、サクサ<6675>などが東証1部上昇率上位となっている。一方、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクグ<9984>、任天堂<7974>、ソニー<6758>、KDDI<9433>などが軟調。また、創業者の執行役解任を発表したCOOKPAD<2193>が急落し、ゼビオHD<8281>、エレマテック<2715>などとともに東証1部下落率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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