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【材料】ヘリオスが反発、5日移動平均線絡め急勾配の上昇波継続

 ヘリオス<4593>が反発し1500円台乗せ。2月12日の昨年来安値897円をターニングポイントに切り返し、急勾配を駆け上がるかたちで7割近い上昇をみせている。

 理化学研究所から特許ライセンスを受けiPS細胞技術を使って目の難病である「加齢黄斑変性」の治療薬を開発するバイオベンチャー。昨年10月には横浜市立大学と共同で、iPS細胞から作製した肝細胞を移植して肝臓を再生する新しい治療法実用化に向けた開発も進めている。
 
 前週17日から19日にかけて大阪国際会議場で第15回日本再生医療学会総会が開かれたこともあって、iPS細胞分野に傾注するバイオ関連株が動意含みとなっており、そのなか、他家由来のiPS細胞を用いた治療法実用化への取り組みを加速させている同社は注目度が高い。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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