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【材料】レシップHDが続落、営業赤字転落や期末一括配当の減額を嫌気

 レシップホールディングス<7213>が続落。現在はやや下げ幅を縮小している。18日引け後、16年3月期連結業績予想の下方修正を発表した。売上高は従来予想の173億円から160億円(前期比20.9%減)へ、営業損益は3億円の黒字から4億5000万円の赤字(前期は6億300万円の黒字)へ引き下げ、営業赤字に転落する見込みとなったことが嫌気されているようだ。

 のれんの減損処理を行う見込みとなったことに加え、屋外用電源などの売上減に伴う利益の減少、北米向けの2つのプロジェクトの納入が遅れており、その間のAFC(自動運賃収受システム)の開発費などの費用が追加で発生していることおよび連結子会社LECIP ARCONTIA ABで新製品開発費の増加により利益が減少したことが響く。

 同時に今期の年間配当(期末一括)について、従来予想の8円50銭から7円50銭(前期実績は8円50銭)へ引き下げている。
《MK》

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