市場ニュース

戻る
 

【通貨】3月21日のNY為替概況


 21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円45銭から111円93銭まで上昇し、111円85銭で引けた。

朝方発表された米2月シカゴ連銀全米活動指数や2月中古住宅販売件数が予想を下回ったため一時ドル売りが強まったが、米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁や米アトランタ 連銀のロックハート総裁が早くて4月の追加利上げの可能性に言及したためドル買いが再燃。

ユーロ・ドルは、1.1280ドルから1.1235ドルへ下落し1.1250ドルで引けた。ユーロ圏3月消費者信頼感指数が予想外に3か月連続で悪化したことを嫌いECBの追加緩和観測にユーロ売りが強まった。ユーロ・円は、126円08銭まで上昇後、125円53銭へ反落。

ポンド・ドルは、1.4366ドルへ下落後、1.4415ドルへ反発した。英国のEU離脱懸念にポンド売りが加速。

ドル・スイスは、0.9675フランへ下落後、0.9702フランへ反発した。


[経済指標]・米・2月シカゴ連銀全米活動指数:-0.29(予想:0.25、1月:0.41←0.28)・米・2月中古住宅販売件数:508万戸(予想:531万戸、1月:547万戸)

《KY》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均