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【市況】米国株見通し:週末の利益確定売りか、商品相場の底入れ感は追い風に


『米株式市場』


17日のNY市場は上昇。昨日の連邦公開市場委員会(FOMC)の発表を受けた利上げ観測後退が引き続き好感されて買いが先行。また、為替相場でドル安が進行したほか、原油価格など商品相場も上昇したこと等も好材料視されて上げ幅を拡大。ダウ平均は155.73ドル高の17481.49、ナスダックは11.02ポイント高の4774.99。


欧州市場は小幅ながらも全般堅調に推移しているほか、グローベックスの米株先物はNYダウでは40ドル高程度で推移しており、買い優勢の展開になりそうである。NYダウは5日続伸と強い値動きが続いており、週末要因からいったんは利食いも意識されやすい。しかし、年内利上げ回数が下方修正されているなか、資金の巻き戻しも意識されやすいだろう。


また、前日に原油相場が1バレル40ドルを回復してきており、商品相場の底入れ感なども追い風となり、見直しに向かわせやすい。経済指標ではミシガン大学消費者信頼感指数速報値(3月)が予定されており、予想は92.2(前月91.7)。その他、ニューヨーク連銀ダドリー総裁、ボストン連銀ローゼングレン総裁、セントルイス連銀ブラード総裁が講演を行う。

《TY》

 提供:フィスコ

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