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【市況】マザーズ指数は反発、本日IPOのグローバルグループやフェニックスバイオが買いを集める/マザーズ市況


 本日のマザーズ市場は、日経平均の大幅続落を受けて、前日からの利益確定の流れが継続してスタートした。本日はマザーズ市場の3社を含め6社が新規上場して市場の関心を集めたが、これらIPO銘柄への物色が一巡すると利益確定した個人投資家の資金がマザーズ市場に還流し、マザーズ指数は引けにかけてプラスに切り返した。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で1284.48億円。騰落数は、値上がり89銘柄、値下がり123銘柄、変わらず7銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのSOSEI<4565>がプラス圏に浮上して取引を終えたほか、FFRI<3692>がリリースを手掛かりに急反発した。ブランジスタ<6176>はゲーム期待の根強さでストップ高まで上昇。一部証券会社の投資評価引き上げが観測されたライフネット<7157>や、ロックオン<3690>、オークファン<3674>、ネットイヤー<3622>が10%超の上昇となった。一方、カイオム<4583>、ジグソー<3914>、ミクシィ<2121>、LITALICO<6187>、インベスターズクラウ<1435>などが軟調。また、上場2日目のアカツキ<3932>や、MRT<6034>、メドピア<6095>がマザーズ下落率上位となった。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場した3社のうち、グローバルグループ<6189>は公募・売出し額の大きさにもかかわらず、保育関連として人気を集め、公開価格を60%上回る堅調な初値形成となった。一方、フェニックスバイオ<6190>とアイドママーケティン<9466>は公開価格を下回ってのスタートとなったが、フェニックスバイオは初値形成後ストップ高まで上昇した。
《HK》

 提供:フィスコ

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