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【材料】三井不動産、国内大手証券は政治経済の不透明感が残る場合、マクロ感応度の高い同社株に逆風との見解

 三井不動産<8801>が続落。一時、買われる場面があったものの、買い一巡後は売りが優勢の流れとなっている。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、日本橋・八重洲地区再開発、資産タイプや事業の多様化で先行し、大手不動産中で一段高い総合力と利益成長力への評価は高いと指摘。それでも、クレジット市場のいったん安定化の有無に関わらず、世界の政治経済の不透明感が残る場合、マクロ感応度の高い同社の株価に逆風になるとの見方で、営業利益2450億円以上とする現中期経営計画は、住宅を含む売却益600億円の計上が前提など、市況変動に左右される部分もあると解説。

 レーティング「ニュートラル」を継続、目標株価を4379円から3350円に引き下げている。
《MK》

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