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【テク】日経平均テクニカル:3日続落、雲下限を捉え転換線での踏ん張りに期待


17日の日経平均は、3日続落。反発して始まり、一時17250円を上回る場面もみられたが、結局は陰線形成で17000円をキープできなかった。これにより5日線を回復して終えることが出来なかった。ボリンジャーバンドでは一時+1σを下回るなど、+1σを挟んでの攻防。パラボリックのSAR値は16608円まで切り上がってきており、17000円を挟んでのこう着が続くようだと、次第に陰転シグナル発生が警戒されてくる。また、価格帯別出来高では16900-17100円レベルの商いが膨らんでいる水準での攻防が続いている。これが抵抗として意識されてしまう可能性もあるが、一先ず前場段階ではこれを上回って推移していたこともあり、需給改善から明確に上放れてくる可能性はあるだろう。また、一目均衡表では雲下限を突破してきたが、その後の流れで転換線を割り込む場面もみられている。雲が切り下がりをみせていることもあり、転換線レベルでの踏ん張りをみせておきたいところ。今後雲上限が切り下がるため、転換線で踏ん張れれば、シグナル好転へのハードルはそれ程高くない。
《SY》

 提供:フィスコ

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