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2016年03月17日16時19分

【特集】GMOリサーチ Research Memo(5):ネット上での調査のすべてを完結できるプラットフォームが強みの源泉


■強み、競合と事業リスク

GMOリサーチ<3695>の強みは、調査会社、シンクタンク等のクライアントに対してインターネット上で調査のすべてを完結できる(アンケートの作成から配信・回収・集計まで、従来複数のツールやシステムを使い分ける必要のあったインターネットリサーチの一連のプロセスを同一のインターフェース上で実現する)プラットフォーム「GMO Market Observer」を提供していること。さらに、「GMO Market Observer」は、同社が保有している仮想的な調査パネルである「Asia Cloud Panel」を活用できる体制となっていることも、同社のネットリサーチ業界における優位性のひとつとして働いている。

同社の強みである「GMO Market Observer」と「Asia Cloud Panel」の業界共有プラットフォームをインターネット上でクラウドマッチングする調査体制を構築している点で、(株)マクロミル、クロス・マーケティンググループ<3675>、楽天リサーチ(株)などのインターネットリサーチ会社と大きく異なっているのが特徴であり、差別化要因となっている。

一方、類似会社に関しては、同社がインターネットリサーチ専業会社として調査会社等のプロフェッショナルを主たるクライアントとしてビジネスを展開しているため、日本で同様のビジネスモデルの企業は存在しない。海外企業では、Cint AB(スウェーデン)、Lucid(米)など数社を挙げることができるが、これらの企業はいずれも同社のプラットフォーム連携先であり、競合関係にない。

事業リスクとしては、景気動向のほか、中国やアジアの低いネット調査比率が想定どおりに上昇しないこと、また、「Asia Cloud Panel」が想定通りに拡大しないこと、などを挙げることができる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)

《HN》

 提供:フィスコ

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