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【経済】中国経済:硬着陸しない、6.5%以上の成長目標達成に自信=李首相


中国の李克強首相はきのう16日に開催した記者会見の席上で、中国経済が成長モデルの転換期に差し掛かっており、成長鈍化が避けられないと指摘した。ただ、政府が目指した6.5-7.0%の成長目標の達成に自信があると発言した。

また、首相は、金融機関における不良債権の増加など金融リスクについて、中国の市中銀行の自己資本比率が13%以上となり、世界平均を超えていると強調。今後は市場化推進などを通じて企業の負債比率を低下させるほか、多元的な資本市場の発展を促進させる必要があると指摘した。

首相は、昨年の株式市場の乱高下について、様々な要因が絡んでいたとの見方を示した。株式市場だけでなく、債券や為替なども市場原理に任せる必要があると指摘。政府には監督の責任があり、金融システムの健全化を目指して一段の改革が必要になると強調した。

《ZN》

 提供:フィスコ

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