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【通貨】豪ドル週間見通し:もみあいか、商品相場の動向を見極める展開


■堅調推移、利下げに対する警戒感低下

先週の豪ドル・円は堅調推移。米早期追加利上げ観測の後退や原油価格の上昇を意識した豪ドル買いは継続した。豪株式相場は強い動きを見せており、利下げに対する警戒感が低下していることも豪ドル買いを促す一因となった。取引レンジは83円35銭-86円21銭。

■もみあいか、商品相場の動向を見極める展開

今週の豪ドル・円はもみあいか。米国との金利差縮小を想定した豪ドル売り・米ドル買いは後退した。しかしながら、原油や鉄鉱石などの商品相場が大幅に上昇するとの見方は少ないことから、米ドル・円相場に大きな動きがない場合、対円レートは85円前後でもみあいを続ける可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・15日:豪準備銀行理事会議事録公表
・17日:2月失業率(予想:6.0%)

予想レンジ:84円50銭-87円50銭

《FA》

 提供:フィスコ

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