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2016年03月10日11時44分

【材料】注目銘柄ダイジェスト(前場):関西電力、JVCケンウッド、スズキなど

JVCケンウ 【日足】
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JVCケンウ 【日中足】


JVCケンウッド<6632>:316円(前日比+12円)
買い優勢。シスメックスと共同で、医療用検査装置の開発に取り組むと発表している。血液を用いてがんなどの病気を早期に発見するといった検査の実現を狙うようだ。新規分野の寄与による業績拡大期待などが先行する格好に。自動運転車関連などといったテーマ性も高く、個人投資家の関心も高まりやすくなっている。

スズキ<7269>:2986円(前日比+149円)
買い優勢。インドで生産する小型車「バレーノ」の国内販売を開始と報じられている。インド製の輸入は国内メーカーでは初めてとなるようだ。軽依存からの脱却、生産コストの低減などに対する期待感が先行へ。また、クレディ・スイス証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げしている。CB発行発表で懸念されてきた悪材料の出尽くし、インドの需要好調を背景とした他社を上回る台数成長の期待、相対的な為替感応度の低さなどを背景としている。

日本製紙<3863>:2049円(前日比+124円)
買い優勢。クレディ・スイス証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も1700円から2100円に引き上げている。来期営業利益は275億円から331億円に上方修正しているもよう。燃料価格の下落に加えて、従来想定比での円高による調達コスト削減などで、増益幅は拡大すると予想しているようだ。

関西電力<9503>:1046円(前日比-182円)
売り優勢。大津地裁では、高浜原発3、4号機の運転差し止めを命じる決定をしたと報じられている。同社では運転中の3号機を本日中に停止させる予定。稼働中の原発が司法判断によって停止するのは初めてとなるもよう。燃料費低下に伴う値下げが困難になることで、今後の業績や配当への懸念が強まっているようだ。野村證券では、高浜3-4号の再稼働が見通せるまで株価上昇は困難として、投資判断を格下げしている。また、他の電力会社も軒並み安の展開。今後もこうした動きが増加する可能性などに警戒感が挙がっているようだ。

OSGコーポ<6757>:812円(前日比+59円)
一時900円まで急伸し昨年来高値更新。16年1月期決算を発表している。営業利益は前期比39.7%増の5.01億円となり、従来予想の5.00億円とほぼ同水準で着地した。水関連機器事業において、ウォータードリンクビジネスが好調に推移した。17年1月期については、営業利益が同39.5%増の7.00億円と大幅な増益見通しを示している。配当は同5.00円増額し1株当たり30.00円の予定としている(期末1回)。

ハウスドゥ<3457>:3615円(前日比+310円)
一時3850円まで急伸し連日で上場来高値更新。訪日外国人マーケットを意識した「民泊」の活用に向けてイー・旅ネット・ドット・コムと業務提携の検討を開始したと発表している。同社は空部屋・空地・空家に対して一括借上による転貸、賃貸仲介・管理やリフォームの提案を行い、賃貸物件として再利用することを支援する「空部屋Do!」のサービス開始を予定しており、規制整備を待って「民泊」としての利用も視野に入れている。

トランスG<2342>:869円(前日比+150円)
大幅続伸。米Deltagen, Incとの間で、Deltagen社が有するノックアウトマウスに関して全世界における独占販売契約を締結したと発表している。Deltagen社は、Gタンパク質共役型受容体ファミリーなど創薬ターゲットとなる可能性の高い遺伝子を中心に約900系統ものノックアウトマウスを作製・保有している。同社はDeltagen社と07年、Deltagen社の製品・サービスに関して日本・中国・韓国における代理店契約を締結し営業展開してきた。

レントラックス<6045>:710円(前日比+22円)
急反発。16年3月期の通期業績予想を上方修正している。営業利益見通しは従来の4.24億円から4.61億円(前期は2.79億円)へと引き上げた。主力の成果報酬型広告サービス事業において、広告掲載媒体(パートナーサイト)運営者との連携強化等が奏功したほか、今年2月に事業譲渡を受けたスマートフォンアプリ向けアフィリエイト広告ネットワーク事業「GAMEFEAT(ゲームフィート)」が売上増加に貢献した。

《KS》

 提供:フィスコ

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