【市況】ETF売買動向＝10日前引け、大和ＥＸ―Ｆが新高値

　10日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比18.4％減の1390億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同17.3％減の1290億円だった。

　個別ではダイワ上場投信・ＴＯＰＩＸＥｘ－Ｆｉｎａｎｃｉａｌｓ <1585> が新高値。

　そのほか目立った値動きではＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が4.53％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が4.48％高、ＹＯＵＲＭＩＲＡＩアジア関連日本株指数上場投信 <1562> が4.39％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が4.05％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.91％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　ニッケル上場投資信託 <1694> は18.64％安、ｉＰａｔｈ　エネルギー指数連動受益証券発行信託 <2024> は9.35％安、上場インデックスファンドＴＯＰＩＸ <1586> は6.20％安、ＥＴＦＳ　白金上場投資信託 <1674> は6.11％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は4.40％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が163円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1036億8100万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1207億100万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が83億5000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が63億7000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が38億7200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が16億9100万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が11億6800万円の売買代金となった。

株探ニュース