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【市況】日経平均10日前引け=4日ぶり反発、163円高の1万6806円

 10日前引けの日経平均株価は4日ぶり反発。前日比163.90円(0.98%)高の1万6806.10円で前場の取引を終了した。東証1部の値上がり銘柄数は1602、値下がりは252、変わらずは85と、値上がり銘柄の割合は80%を超えた。

 日経平均プラス寄与度トップはファナック <6954>で、日経平均を16.08円押し上げ。次いでファストリ <9983>が15.30円、ダイキン <6367>が6.67円、富士フイルム <4901>が6.51円、スズキ <7269>が5.84円と続いた。

 マイナス寄与度は5.3円の押し下げでソフトバンク <9984>がトップ。以下、TDK <6762>が1.96円、KDDI <9433>が1.88円、アサヒ <2502>が1.8円、三井不 <8801>が1.69円と並んだ。

 業種別では33業種中27業種が値上がり。1位は鉱業で、以下、パルプ・紙、繊維、ゴム製品が続いた。値下がり上位には電気・ガス、不動産、保険が並んだ。

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