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【材料】長谷工が続落、国内大手はマンション市場の低迷と完成工事総利益率のピークアウトリスクを注視

 長谷工コーポレーション<1808>が小幅ながら3日続落。現在は下げ幅を縮小し今日の高値圏で推移している。

 SMBC日興証券はリポートで、マンション市場の低迷と完成工事総利益率のピークアウトリスクを注視したいと解説。堅調なマンション市場、施工シェア上昇、完成工事総利益率の上昇、の3点が同社業績の急回復を支えており、16年3月期営業利益は700億円と過去最高益(07年3月期645億円)を更新すると同証券では予想している。

 ただ、堅調なマンション市場を受けて、同社の17年3月期業績は16年3月期に続いて過去最高営業利益を更新すると同証券では予想するも、17年の首都圏供給戸数は、4月の消費税増税の影響により4万戸に減少すると想定し、18年3月期以降は減益に転じると予想。投資評価は「2」(中立)を継続し、目標株価は1500円から1450円へ調整している。
《MK》

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