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【市況】個別銘柄戦略:不動産株など内需系に資金シフトへ


海外市場では資源関連株が軟化、東京市場でも関連銘柄にはネガティブな反応が想定される。ここまでリターンリバーサルの流れで売り対象となってきた内需系ディフェンシブ銘柄などが下支え役となっていくかに注目。内需系の中では不動産株などにも関心。一部の欧州系証券ではセクター判断を格上げ、見直しの動きにつながっていくか注目されるところ。個別材料も多くないが、東芝の医療機器子会社売却先にキヤノンが優勢と報じられている。もともと売却金額の大きさが懸念されていたため、ややキヤノンにはマイナスとみられるが、配当利回りの高さなどは下支えに、一方、富士フイルムは負担増懸念後退がポジティブに捉えられよう。東芝に関しては短期的な出尽し感が強まる可能性も。テーマ物色ではドローン関連などが注目されるか。

《KS》

 提供:フィスコ

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