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【材料】プラザクリエイト---3Qは増収減益、通期営業利益は損益トントンを見込む


プラザクリエイト<7502>は5日引け後、2016年3月期の第3四半期(2015年4-12月)決算を発表している。売上高は前年同期比10.0%増の157.51億円、営業利益は同45.0%減の3.07億円、経常利益は同94.1%減の0.31億円、四半期純損失は1.78億円(前年同期は4.73億円の利益)での着地となった。

プリント事業については、「フォト&モア店」のリニューアルに伴う休業損失等が発生したものの、リニューアル効果によるプリント需要の増加及び2015年3月のプリント価格改定、マイナンバーカードの申請に必要な証明写真の需要が急増したことで、既存店売上高は前年同期比100%を超え堅調に推移した。第3四半期が最大商機の年賀状プリントの総受注枚数は、前年同期並みの3,246万枚となった。

モバイル事業においては、販売台数の増加とともにストック収益(継続手数料収入)が増加し安定した収益基盤となったものの、販売強化に向けた人員増や出店費用が増加した。

また、これまで予想困難としていた通期業績予想を開示。売上高は前期比5.3%増の200.00億円、営業利益は0.00億円(前期は3.39億円の利益)、経常損失は4.50億円(同2.95億円の利益)、当期純損失は8.00億円(同2.11億円の利益)を見込んでいる。なお、営業外費用として、持分法適用会社ビスタプリントジャパンの決算報告に基づき持分法による投資損失2.67億円、特別損失として、プラザクリエイトグループにおける店舗資産及び遊休資産の固定資産に関する減損損失2.04億円を計上する。

《SF》

 提供:フィスコ

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